Photoshop world Column
Hei Jing’s Shanghai劇的に変化を遂げる都市「上海」
Vol.2  都市の魅力とは
テキスト・HeiJing

「上海環球金融中心」

 

 
 
 
 

さて、今回は上海を代表する観光スポット「豫園(ユーユェン)」からのショットです。豫園のシンボルと言えば、九曲橋という池に浮かぶジグザグな橋ですが、実は魔除けのためだそうです。中国の妖怪といえば霊幻道士で有名なキョンシーですが、このキョンシーは真っすぐしか歩けないらしく故に、あの様なジグザグな橋にしたと聞いております。


さて、この明・清時代の面影が漂うスポットから、上海で一番高いビルでもある上海環球金融中心(Shanghai World Financial Center 通称「SWFC」)を撮影してみました。


ご存知の方も多いと思いますがこのSWFCは、日本の森ビルが建てたものです。
SWFCのある浦東(プートン)陸家嘴(りっかし)地区は、アジアの経済・金融の中心として飛躍的な進展を遂げています。現在でも浦東地区の高層ビル建築は後を絶ちません。
そしてこのSWFCは、国際経済・金融センターの拠点に加え、情報・文化・芸術の中心拠点としての役割を担うとされています。

この豫園からSWFCを眺めていると、ある意味ノスタルジックとモダニズムな視点から解放され、国際都市「Shanghai」の新たな美学が生まれてくる予感がしてきます。



関連サイト:SWFCホームページ

2008.9.12 掲載
 
 
 
 



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