デザインワークでは、画像を利用する場合でも、他の文字要素との関係でギリギリまで様々な修正が入るため、苦労することがあります。しかし、可能な限り自由度の高い状態で画像を作り込んでおけば、土壇場の無理難題にも迅速に対応することが可能になります。
(1)基本的な処理
例えば水平線の傾斜がデザイン的に好ましくない作例のような場合は手っ取り早く傾斜を調整するのが一番ですが、微妙に傾いている女性のイメージを損ないたくない場合は背景を変更して調整することになります。そこで新たな背景画像を用意して組み合わせてみました。輪郭調整のために、いつものように二重合成処理を行っています。また、背景は元画像のイメージを参考にしてぼかし処理を行っています。
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