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Photoshop for Graphic:グラフィック制作編
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グラフィック制作編
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グラフィック制作編
フィルタの処理に物足りなさを感じたら
チャンネル毎に実行してみましょう
海津ヨシノリ
(2) 描画色と背景色が影響されないフィルタ
当然、描画色と背景色を細工することで意図的にイメージを調整することも可能ですが、素材のイメージを生かす処理にはほど遠いものとなってしまいます。また、「アーティスティック」の「ネオン光彩」や、「スケッチ」の「クロム」や「ウォーターペーパー」のように、描画色と背景色が影響されずに処理結果が作られてしまうようなフィルタの場合は小細工がききません。
(3) フィルタ処理をチャンネルに実行する発想
しかし、このようなフィルタでもレイヤーではなくてチャンネル毎に処理を実行してみると、かなり面白い結果を得ることができます。そこで、いくつかのフィルタ処理を画像に直接実行した場合と、RGBの3つのチャンネルに個別に実行した場合を比較してみました。R/G/Bに対して処理すると、色のイメージを保ったまま処理できます。
〈エッジのポスタリゼーション〉
「フィルタ」→「アーティスティック」→「エッジのポスタリゼーション」の手順です。
レイヤーに対して処理します。
R/G/Bのチャンネルごとに処理します。
〈パレットナイフ〉
「フィルタ」→「アーティスティック」→「パレットナイフ」の手順です。
レイヤーに対して処理します。
R/G/Bのチャンネルごとに処理します。
〈グラフィックペン〉
「フィルタ」→「スケッチ」→「グラフィックペン」の手順です。
レイヤーに対して処理します。
R/G/Bのチャンネルごとに処理します。
〈パレットナイフ〉
「フィルタ」→「アーティスティック」→「パレットナイフ」の手順です。
レイヤーに対して処理します。
R/G/Bのチャンネルごとに処理します。
海津 ヨシノリ
東京生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーター。ただし、一時期カメラマンとして活動していた事もある。多摩美術大学多摩芸術学園ヴィジュアルデザイン科(現多摩美術大学)卒業。パッケージ及びCI専門のデザイン会社勤務後に、いくつかのデザイン会社の嘱託を経てフリーに。1988〜2004年まで@niftyのグラフィックフォーラム(絵風蔵)等のマネージャーを歴任。専門は、CI、VI、パッケージデザイン、ロゴタイプにシンボルマーク等だが、フォトイメージング(画像合成)や3D画像、Draw画像などで、イラストレーターとしても活動する傍ら、画像処理を中心に、執筆活動やセミナー、講演、デジタルデータの実験・検証なども行っており、Photoshop、Illustratorばかりでなく、Flashや3Dあるいはモーショングラフィックなどの啓蒙にも積極的に関わる。多摩美術大学造形表現学部非常勤講師。JPC会員。
http://www.kaizu.com/
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海津ヨシノリ
2007.07.10
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