【Photoshop for Graphic】
グラフィック制作編 Adobe Illustrator 編 Corel Painter 編
グラフィック制作編
Photoshopによる効果的なポスタリゼーション処理 
海津ヨシノリ
3)エンボス処理を効果的に活用
次に「ヒストリーパレット」のオプションメニューから「新規ファイル」を選んで複製画像を作成し、画像を結合して1 つのレイヤーとします。それを元ファイルの一番上のレイヤーにshift キーを押しながら(ペースト位置が画像中央になる)ドラッグコピーします。この画像に対して「エンボス」処理をし、続けて「彩度を下げる」を実行してモノクロ状態とします。

そのレイヤーを「ハードライト」で乗せるとポスタリゼーション効果に立体感を付けることができます。さらに元画像に対して、同様に「エンボス」処理と「彩度を下げる」を実行し、やはり「ハードライト」にして完成です。
 
04
統合した画像をレイヤーの最上層に複製し、「フィルタ」→「表現手法」→「エンボス」で処理し、さらに「イメージ」→「色調補正」→「彩度を下げる」とする。そのレイヤーはレイヤーを「ハードライト(不透明度=100%/塗り= 100%)」にする(右下)。
05
01 の状態の画像を複製し、04 と同じように、「エンボス」と「彩度を下げる」処理をし、描画モードを「ハードライト(不透明度= 100%/塗り=100%)」として完成イメージとした。図上のレイヤーは完成状態のもの。
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  海津ヨシノリ   2007.08.14