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【Photoshop for Movie】
撮影・編集テクニック基本編 Adobe After Effects 基本編 Adobe After Effects 応用編
Adobe After Effects 基本編
After Effectsにチャレンジ ! Vol.03
モーショングラフィックスに挑戦してみよう!

斉木佑介
After Effects(以下AE)は、映像に関わる人たちにとって多くの表現を可能にする多彩な一面を持っております。映画の合成ではPhotoshop(以下PS)で描いた背景をバックに、グリーンバックで撮影された人物と合わせればその場に合成が出来たりしますし、NEWS番組などで使用される文字の座布団(文字の下にある加工素材)、はたまた多くの素材でアニメーションを制作するモーショングラフィックスと様々です。
今回は、簡単なモーショングラフィックスを制作しながら、After Effectsの行程を説明していきたいと思います。
[1] 素材を読み込む

素材を読み込むには、上部メニューの [ファイル]→[読み込み]→[複数ファイル] を選択します。複数を選択の場合はフォルダ間を超えて選択することが可能です。すると、プロジェクトパネルに選択した素材が読み込まれたことがわかります。今回は3つ素材を使用します。
[2] コンポジションを作成する

自分が表現したい用途に合わせて画面サイズや時間を決めます。今回はNTSC(標準テレビのサイズ)で作成して行きます。方法は上部メニューから [コンポジション]→[新規コンポジション] で作成することが出来ます。はじめての方は設定値などで戸惑うかと思いますが、大抵の場合はプリセットの設定値から変更することはありませんので、作成するデュレーション(今回は5秒)を決めて[OK]ボタンを押します。

[3] コンポジションへ素材を配置します

読み込んだ素材を配置するには、3つの方法があります。
1. プロジェクトパネル内で、素材を新しく作成したコンポにドラッグをする。
2. プロジェクトパネルから素材を選択し、コンポジションパネルへドラッグします。
3. プロジェクトパネルから素材を選択し、タイムラインパネルへドラッグします。

3つの方法どれでも構いませんが、重ねる順に配置していくとよいでしょう。

[4] 素材に動きを与える

配置された素材に対して、それぞれ動きを与えていきます。
1. 背景素材に簡単な動きを与えるため、タイムラインルーラを0sにあることを確認します。
2. はじめの位置をコンポジションパネルで決め、タイムラインルーラを5s目に移動します。
3. 終わりの位置へと移動します。
タイムラインウィンドウにある名前横の三角マークを開いていくと、素材に対する基本的な動きの項目があります。その中で、移動を示す部分では、動きを決めた始点と終点の時間にキーフレームが打たれていることがわかります。
これでは背景が少し暗いのと、動きに奥行き感を加えていきましょう。
タイムラインで背景素材を選択の後、[編集]→[複製] を行います。すると、タイムラインには同じ素材の名前が並んでいると思いませんか? After Effectsでは、読み込んだ素材をいくつものレイヤーとして配置して、各レイヤーに対して動きやエフェクトが加えられることが出来ます。
それでは、上に重なった素材の始点と終点を変えます。
それに撮影された雲の素材を加えれば、一層空間のある動きとなります。

現段階での映像はこちら↓(画面クリックで再生開始)
背景が完成したところで、ロゴに動きを加えていきます。
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  斉木佑介   2007.07.13
 
 
 
 
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