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【Photoshop for Web】
基本編 応用編

基本編
レイヤーを連番画像として書き出す
ナカムラゲンキ


アニメーションウインドウにはタイムラインとフレーム表示の2種類の編集モードが用意されています。フレーム表示は従来のImage ReadyのGifアニメを制作するインターフェースと同じです。アニメーションウインドウのオプションから「フレームアニメーションに変換」を選択し、フレームモードにします。
次に、先ほど分割したレイヤーをフレームアニメーションに変換します。アニメーションウインドウのオプションから「レイヤーからフレームを作成」を選択します。すると、アニメーションウインドウの中に全てのレイヤーが各1コマとして並んで表示されます。

全てのコマ(フレーム)の持続時間が0秒(ディレイなし)になるように変更します。

これで書き出しの準備が整いましたので、フレームアニメーションの各コマを連番画像として書き出します。メニューの「ファイル」>「書き出し」>「ビデオをレンダリング...」を選択します。表示されるダイアログ上で名前と出力先を選択し、ファイルオプションの「画像シーケンス」を選択。書き出しフォーマットやファイル名、画像サイズを指定します。フレームレートは最初に連番ファイルを読み込んだ時と同じ「30fps」にします。今回はPNG透明画像で書き出すため、レンダリングオプションのアルファチャンネルを「ストレート - マットなし」にしておきます。設定が終わったら「レンダリング」オプションを押すと書き出しが始まります。

以上で書き出し完了です。同様の処理はバッチ処理を使ってもできますが、処理する画像数が多い場合や各レイヤーに対する加工が異なる場合などに便利です。下画像は書き出した素材画像を配置して制作したhtmlのイメージです。



ナカムラゲンキ
ナカムラゲンキ
Webディレクター。1974年生まれ。日本IBMにてシステム開発に携わり、1999年にデザイン事務所ドローイングアンドマニュアルに参画。Hondaファンサイト、Sony Explorer Scienceサイト、野村総研ウェブサイトなど多数のウェブサイト制作に携わる。2004年にフリーとなり、2006年10月にウェブサイトのプランニング・デザイン・制作を中心に活動する bulbs inc. を設立。
HondaファンサイトのトータルディレクションやHonda Worldwide siteの運営、アクセサリーブランドNOJESSのデベロップなどを手がける。
http://www.bulbs.co.jp/
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  ナカムラゲンキ   2007.08.27
 
 
 
 
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