1. 3DCGソフト「MAYA」の紹介
今回から、著者が使用している3DCGソフト、「MAYA」についての基本操作についてご紹介していきます。
皆さんは、3DCGソフトをご存知でしょうか。テレビなどでよく耳にする言葉なので、聞いたことがある方も多いと思います。
3次元コンピュータグラフィックスソフトウェア(3DCGソフト)というのはコンピュータ上の仮想3次元空間にモデルなどの模型を作り、
それに絵を貼り付けたりペイントなどすることによって質感を付け加えることなどができるソフトのことです。
MAYAはモデリング、アニメーション、レンダリングを統合的に扱えるハイエンド3次元コンピュータグラフィックスソフトウェアです。
リアルな建物を作ることもできますし、ファンシーなデフォルメキャラクターを作ることも可能です。
3DCGソフトでは、一度世界を作ってしまえばカメラの視点を変えて様々な角度から撮影することができたり、
ライティングを変化させることで様々な演出も可能で、アニメーションさせることや変形させることもできるため、
映画やゲーム映像、工業デザインのプレゼンテーションなど、多様な目的に使用されています。
その中でも、MAYAは多くのスタッフで連携作業するようなプロダクションなどで有効に使われています。
ハリウッド映画の多くのエフェクトやCGシーンなど、MAYAで制作されています。
MAYAの大半の機能はMELというMAYA独自のスクリプト言語で操作することができるため、
ツールやインターフェスのカスタマイズが容易なのも大手プロダクションに使用されている理由の一つです。
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