【Photoshop for 3DCG】
基本編 Autodesk Maya 編
Autodesk Maya 編
3DCGで絵本の様な世界
わらまあ (藁谷 真)
 
これまで透明感のある物質や、雪、岩壁などリアル系のものを紹介してきましたので、このあたりでCGを使った暖かい雰囲気の作品を紹介したいと思います。実際に水彩絵の具やクレヨン、アクリル絵の具で描いたマチエールをそのままスキャンしてテクスチャーに貼ったことなどもありました。最終下絵ではありませんが、どんな感じのマチエールか、【図1】にその一部を紹介しておきます。どのような仕上がりになったかは著作権のことがありますので紹介はできませんが、これを使ってある映画のアニメーションCGを作りました。


  【図1】実際の画材で描画
 
鉛筆のタッチや筆の勢いみたいなものはPhotoshopだけでは、なかなか表現できないものもあります。そのような描きむらが残るものを意識的に使うときなどは、実際の画材も使ったりしています。リアルなテクスチャーを描くときには、UVをしっかり3Dから展開して、位置を隅々まで調整するようにしていますが、手書き調のときは3Dペイントでだいたいのあたりをつけてから、テクスチャーを書き起こすときもあります。このような機能もあって3Dソフトのペイントも、なかなか便利になっています【図2】。



  【図2】3Dペイント
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  わらまあ(藁谷 真)   2007.06.22
 

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