【Photoshop for Graphic】
グラフィック制作編 Adobe Illustrator 編 Corel Painter 編
グラフィック制作編
デジタルノックアウト
Russell Brown
STEP6
次にレイヤーパレットを見てみましょう。「シェイプ1」レイヤーのレイヤー名の右側空欄の部分(21)をダブルクリックしてみてください。レイヤースタイルダイアログ(22)が開きます。
img21
21.
「シェイプ1」レイヤーのレイヤー名の右側空欄の部分をダブルクリック

img22
22.
レイヤースタイルダイアログが開く
さあ、ここからマジックがはじまります。

STEP7

まず、「高度な合成」欄の「塗りの不透明度」を0%にします。これで黒く塗りつぶされていた円の中身が消えて、中が見えるようになりました。「ノックアウト」のオプションから「深い」を選びましょう(23)。深いノックアウトを設定することによって、先ほどまで何もなかった虫眼鏡に「背景レイヤー」の中身が覗くように表示されます。
img23
23.
「ノックアウト」のオプションから「深い」を選択
STEP8
さらに、レイヤースタイルダイアログの左側スタイルの箇所の「ドロップシャドウ」を選択、コントロール欄の「包括光源を使用」チェックボックスの選択を外し、ドロップシャドウとその他の要素が同じ光源を共有しないようにします。こうすることによって、ここで設定したそれぞれに異なる設定の光源特性を利用することができるようになります。また「構造」欄の「サイズ」と「不透明度」を調節します(24)。

レイヤーダイアログを表示したまま(OK をクリックしない)画像上でカーソルをクリック&ドラッグすると、ドロップシャドウの位置が移動できます(25)。

img24
24.
レイヤースタイルダイアログを左の数値で設定
img25
25.
ドロップシャドウの位置が移動ができる
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  Russell Brown   2007.05.02
 

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