この様な低い視線にある物を撮るのは、魚眼レンズのワンショット全天撮影には不向きです。ワンショットミラー機材の独壇場ですね。
ミラー機材、魚眼レンズ双方とも、Photoshop上簡単に360度の全周パノラマが作れますが、円周魚眼レンズは、軽いので、かなり安直に撮りながら移動することができるのが魅力と言えます。
ミラー方式は、トップヘビーでバランスが悪く、持って歩くのには苦痛な大きさばかりで、それに比べれば、一般的な魚眼レンズの大きさなど(例外は在ります)、あまり大した問題にはなりません。
少なくとも現在メーカーから市販されている魚眼レンズならば、問題にならない重さの物が殆どでしょう。
比較的高画質を得られる第三世代のミラー機材の多くは非常に高価です。
もちろん自作のミラー機材を使用するならば別ですが、現実的な選択としては、市販ミラー機材か、それとも魚眼レンズを買うかと言う選択になります、
魚眼レンズは屋内のインテリア撮影には非常に不向きです。床、壁の撮影などに制限が伴うからです。
しかしながらアウトドア撮影で、あまり道路等の方に注意を払う必要が無いと言うのであれば、魚眼レンズはかなりの価値を持つでしょう。
ミラー方式は、鏡の位置より上の物を写す事ができない以上、町並みなどの撮影では魚眼レンズに勝る物はありません。