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【Photoshop for Web】
基本編 応用編

基本編
レイヤー変形を活用して表現力をアップしよう
ナカムラゲンキ

<「置き換え」フィルタで布のしわを表現>

フィルタメニュー中の「変形」には、「ジグザグ」や「海の波紋」などの特殊な変形を行うフィルタがたくさんあります。今回はその中で「置き換え」を使用した布の表現をご紹介します。「置き換え」を使用する事によって、元画像を置き換え画像の白黒に合わせてゆがませる事ができます。

布のテクスチャー
今回は素材集から布のテクスチャーとなるpsdを用意。
雲模様2による模様 まずは布のしわを表現するためのpsdを準備します。さきほどのテクスチャーと同じサイズの新規ファイルを作成します。「フィルタ」>「描画」>「雲模様2」を実行し、しわの元になるレイヤーを作成します。(描画色と背景色は黒と白にしておきます)「雲模様2」を数回繰り返すと稲妻のようなスジがたくさん発生してきます。気に入らない時は一度削除して改めて「雲模様2」を数回繰り返してみましょう。
レベル補正 雲模様ができたら「イメージ」>「色調補正」>「レベル補正...」を使用して白黒のコントラストを強調します。

波形 さらに「フィルタ」>「変形」>「波形」を使用してしわが巻き込んでいる感じを少し表現します。これを名前をつけてpsdとして保存します。
しわレイヤーをソフトライトで重ねる 次にテクスチャーのpsdを開いた状態で、先ほどのpsdのしわレイヤーをコピー&ペーストします。レイヤーパレット上で、しわレイヤーの描画モードを「ソフトライト」にし、透明度を70%にしてみましょう。これだけでも擬似的にしわがついたような陰影が表現されていますが、実際に模様はゆがんでいません。
置き換えの実行
テクスチャーレイヤーを選択した状態で「フィルタ」>「変形」>「置き換え...」を選択します。出てくるダイアログでOKを選び、さらに出てくるダイアログで先ほど制作したしわのpsdを選択します。すると、テクスチャーがしわのpsdの白黒を元にゆがみます。
完成 さきほど「ソフトライト」効果で乗せたレイヤーと合わせて、よりリアルな布が表現されました。

(この状態では端のピクセルが繰り返されているため、一回り小さめにトリミングして使うと、なお良し)
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  ナカムラゲンキ   2007.07.26
 
 
 
 
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