【Photoshop for Graphic】
グラフィック制作編 Adobe Illustrator 編 Corel Painter 編
グラフィック制作編
シンプルセッケイノグラデーションで作る有機的イメージ
海津ヨシノリ
(1)Photoshopのグラデーション特性を理解する
今回は、グラデーションによるさまざまなイメージの生成を見ていきましょう。

Photoshopの描画色と背景色をデフォルトの黒と白に設定し、それらに不透明度調整などを組み合わせ、グラデーションエディタにて自由にグラデーションを作成し、[図01]のように登録します。そのデータは常に[図02]のように、ユーザが変更する描画色と背景色に連動して変化します。 この特性を利用し、かつレイヤーの描画モード等も加味するとシンプルなデータから有機的でアーティスティックなイメージを作り出すことができます。そのためにはまず沢山の個性的なグラデーションを作成しておく必要があります。
なお、グラデーション作成に関しては、規則性のあるものと、不規則なものの両方を作成しておくと重宝します。

[図01]
描画色と背景色をデフォルトに設定し、不透明度を調整するなどして組み合わせてグラデーションエディタで自由にグラデーションを作成。

[図02]
描画色と背景色を変更しただけで[図01]で作成したグラデーションはイメージを変える。
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  海津ヨシノリ   2007.06.13