(2)ガイドラインで不可視部分に始点と終点位置を確保
ここで、Photoshopの編集モードをデフォルトの「標準スクリーンモード」から、「メニュー付きフルスクリーンモード」に変更し、ガイドラインを任意の位置に設定します。スクリーンモードの変更は、Fキーを押すか、ツールバーの「スクリーンモードを切り替え」ボタン、または「ビュー」メニューの「スクリーン」で変更可能です。
なぜ、スクリーンモードを変えるかというと、グラデーションを「グラデーションツール」で始点と終点を設定した処理をするためのガイドにするためです。つまり不可視部分である画面の外から画面の外の位置に始点と終点を設定することでグラデーションの表現に幅を持たせ、かつ位置を決めることで、同一処理で異なるグラデーション、あるいは同一グラデーションで異なるカラーリングといった対応を正確に素早く行うことができるようにするためです。
ここで3つのレイヤーを新規作成し、始点と終点に合わせて[図03]〜[図05]のように円形グラデーションを作成します。始めは同一のグラデーションで行うとイメージがつかみやすいかと思います。もちろん円形のグラデーションである必要はありません。最終的には色々と組み合わせると想定外の結果を楽しむことができます。
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