●三段重ねのレイヤーの秘密が
まず重要なのはストレートに描画しないということです。最初に適当なテクスチャーの画像を用意します。パターン塗りなどで作成しても良いでしょう。あるいは必要に応じて素材をデジカタルカメラ等で撮影しても良いかも知れません。
作例で利用した【図01】は、Photoshopのドライメディアブラシの中にある「パステル(粗)」に使われている「BurlapPP」です。次にレイヤー構造を【図02】のように背景とテクスチャーパターンの間に新規レイヤーを作成し、あとはひたすら描き込みます。ちなみに一番上のテクスチャーパターンのレイヤーの描画モードは【ソフトライト/不透明度=100%/塗り=100%】に設定しておきます。ただし、テクスチャーパターンによっては【ハードライト/不透明度=100%/塗り=100%】としてから適宜不透明度を下げて画面のイメージを調整して見てください。次にブラシですが、出来るだけドライメディアブラシ等のテクスチャーを含んでいるものがよいでしょう。ここではテクスチャーパターンと同じテクスチャーを利用しているドライメディアブラシの中にある「パステル(粗)」を利用しました。また最初は大きめのブラシで不透明度を30〜40%
程度で描くと、クロッキー帳にパステルで描いているような感じで描けます。
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