円周魚眼レンズは少ない
現在のデジタルカメラで使える「円周魚眼レンズ」は、限られた選択肢しかありません。正統派のアプローチとしては、MF若しくはAF円周魚眼レンズ+フルセンサーサイズのDSLRカメラを用いる(Canon EOS5D及びEOS 1DSシリーズなど)方法がありますが、多くの商用用途が当てはまる撮影で「円周魚眼レンズ」を用いる物では、魚眼コンバージョンレンズを用いる(メーカー純正、及びRaynoxブランドのレンズなど)方法が一般的です。
2007年現在では、1980年代迄に設計された多くのMF魚眼レンズを除けば、筆者が現在使用しているSIGMA 8mm F3.5 EX DG Circular Fisheyeは、AF SLR用の交換レンズとしては、現在唯一の「円周魚眼レンズ」となっていますので、民生用の製品の選択肢の少なさがわかります。
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