アラキミドリ:
1990年に多摩美術大学グラフィック科卒業後、雑誌『装苑』『ELL DECO』のスタイリングを兼ねた編集者として出版社に勤務。その後、1997年にライフスタイル誌『gap』を編集長として立ち上げる。1999年のインテリアデザインムーブメント『HAPPENING』を契機に、編集周辺から離れ、デザインとアートの境界線上で制作を開始。海外でのインテリアデザインイベントにも参加しはじめる。2002年秋から、フランス政府の文化奨学給付金を得て、パリとマルセイユのアーティストレジデンスに滞在。パリとドイツのカールスルーエで展覧会を開催する。2004年に帰国し、日本での活動を再開。現在、国内外での作品発表を続けると同時に、プロダクトデザインをはじめ、オブジェ、空間演出、映像インスタレーション、雑誌の企画連載、書籍出版、企業とのコラボレーションなど、多軸に表現の場を広げている。
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