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まずは自分が作るものに近い見本、写真や素材を多く集めましょう!(図4参照)
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【図4】
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上記で集めた素材を元に、テクスチャーのベースとして使えそうな部分を切り取って行きます。(図5参照)
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【図5】
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集めた素材から<2>の作業を繰り返し行い、基本となる素材を決めていきます。そこに色々な要素を描き足していきます。リベットや汚れ、錆び、雨だれやシミなどです。(図6参照)
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【図6】
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※この時、重要なのが、何気なく描き加えるのではなく、汚れるべき場所、なぜ汚れるのか? どう言った経緯を経て風化するのか?を考えて、描き加えていきます。
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大まかな部分、ベースはこれで完成です。(図7参照)
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【図7】
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※ベースを作るにあたって重要なポイントが、素材その物が持つ“空気感”を損なわないことです。撮影した時の天候や時間帯によって、同じ被写体でも、まったく違った表情を見せてくれます。そういった被写体その物が持つ“空気感”を損なわないために“手描きで手を加える箇所”と“手を加えずに、素材その物を活かす箇所”との判断が大事になってきます。
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