<まとめ>
今回の基本編では細かいテクニックや描き方と言うよりは、大まかな流れを説明させていただきました。その中でも、いくつかポイントになる要点を上げましたが、フォトリアルな物を作るのに必要なスキルは“物を見る”という観察力と見たものを“形にする”という表現力です。“表現力”に関しては、特別なスキルや、それ相応の場数や経験が必要になってくると思いますが“観察力”と言うのは、普段から注意深く見ることで、自然と身につく技術です。まずは、物事をしっかりと“見る、観察する”ところから始めてください。
次回、TextureMapping応用編では、今回のような大まかな流れではなく、実際にPhotoshopを使っての細かい汚しやシミの描き方など新しいロケーションを使って述べていきたいと思います。
また、今回あまり語らなかった“空気感”を損なわないために“手描きで手を加える箇所”と“手を加えずに、素材そのままを活かす箇所”に
ついても、次回で詳しく説明していきたいと思います。
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