【Photoshop for Graphic】
グラフィック制作編 Adobe Illustrator 編 Corel Painter 編
グラフィック制作編
CS3新機能の「白黒」を利用したハードなポスタリゼーション処理
海津ヨシノリ
(4) 元画像を載せて完成
最後にレイヤー間の前後関係を【図14】のように整理します。これは元画像の状態を活かすという意味でも大変重要なポイントですので、慎重に処理しましょう。ここをミスしてしまうと、すべての処理が台無しとなってしまいます。レイヤー間の前後関係を整理し、【図15】のイメージを得てから、元画像【図01】を最上層に配置して、「描画モード」を「オーバーレイ」、「不透明度」=100%、「塗り」=100%、として【図16】にし、これを完成としました。【図17】は完成時のレイヤー構造です。
ちなみに、描画モードの設定は常に流動的です。おおよその決まりはあるものの、やはり大切なのは処理している画像の状態とそれぞれの組み合わせです。そのため、常に画像に対してフキシブルに調整を変更するという対応を忘れないようにしてください。
【図14】
レイヤー間の前後関係を整理。
【図15】
【図14】の処理結果。
【図16】
元画像を一番上に配置し、「描画モード」を「オーバーレイ」、「不透明度」=100%、「塗り」=100%として完成。
【図17】
完成した画像のレイヤー構造。
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  海津ヨシノリ   2007.09.07