(5) ひとつの応用例
写真をイラストレーション的に加工するポスタリゼーション的な処理を元画像に対して実行してみるといった逆転の発想も、ユニークなイメージを作り出すヒントになります。例えば、【図18】は、元画像に対して「ハードミックス」処理で得たポスタリゼーションの色分けされたエリアを活用し、ドロップシャドウを実行してからそれぞれのレイヤーを、「描画モード」は「スクリーン」、「不透明度」=100%、「塗り」=100%とした結果です。同じく、【図19】は元画像をぼかし処理してから【図18】と同様に処理を行ったもの。【図20】は【図19】に対して一番上に元画像の「描画モード」を「ソフトライト」、「不透明度」=100%、「塗り」=100%として乗せた状態です。まったく異なった画像に対して処理してみても面白い効果が期待できます。色々と試してみてください。
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