また、機種に依ってはアクティブ方式のセンサー光源の点滅が猫に対して、相当な不快感を与える物も在ります。これは人間で言うと、ストロボをじっと見つめさせられる様な状態に近くなりますので、猫の不快も判るかと思われます。
この為、手持ちのカメラのAFセンサーがアクティブ方式のみ、又は、アクティブ方式、<ー>パッシブ方式の切り替えが出来ない機種は、マニュアルフォーカスで撮影するか、余程撮影慣れした猫でなければ難しくなります。
飼い主が撮る場合、猫がかなり懐いていれば多少の不快感を猫は我慢してくれます(その後のご褒美ある様に、訓練する事は出来ます)が、そこ迄慣れていない飼い主や、見知らない、依頼を受けたカメラマンの為に猫が我慢してくれる可能性は皆無ですので、なるべくパッシブ方式のセンサーを用いるか、マニュアルフォーカスでピントを合せる努力が、猫を相手に撮る場合は必要になって来るでしょう。
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