【Photoshop for Photograph】
写真加工テクニック編 撮影テクニック編

撮影テクニック編
打ち上げ花火の撮り方 基本「前編」
稲垣 英徳
花火の撮り方は多少のコツを押さえていれば、難しい事ではありません。
現在の多くのコンパクトデジタルカメラには、あまり難しい事を考えずに撮る事も可能な花火モードなどが搭載されています。撮り慣れていない人たちは、是非、花火モードで花火の撮影に挑戦してみましょう。

花火モードでは、通常の順天(晴れており湿度が低く、靄等も無く、適度に硝煙を風下に流す程度の天気)の時に、風上から綺麗に撮る事が出きます。悪条件要素が複数重ならない限り、大抵の場合は上手く撮影できますので、是非活用してみると良いでしょう。
【写真1】
手持ち撮影の例。結構なんとかなってしまうものです。脇を閉めて、壁にもたれかかってしゃがんで撮るなどの工夫をしています。撮影は2004年。
また、本格的なカメラである、DSLRを持ち始めて日の浅い人でも、以下の事を守りましょう。

1.Flashはオフ
2.ISOは100、またはそれ以下
3.ホワイトバランスはAWB(オート)
4.露出時間は数秒。マニュアル撮影モードで
5.三脚は有っても無くても良し
6.三脚を使用する場合はブレ防止の為に、セルフタイマーか、レリースケーブルを使う

以上を守って撮影すると、かなり綺麗に撮影できます。

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  稲垣 英徳   2007.08.01