【写真7】混雑した街角などの撮影では魚眼レンズが威力を発揮します。写真はDefishされた物の一例。
現在のdefishのソフトウエアによっては、OpenGLなどのライブラリを用いる物が多く、以前からあるMinds Eye View社に多くが帰属するとされるIPIXに類する処理の特許を上手く避けています。
他にはHelmut Dersch教授のPanoToolとは、別のアプローチを取るものもあります。色々な魚眼レンズの扱いのtipsなどで最も頻繁に登場するものは、PanoToolに属するものであり、今回のtipsもDersch教授の理論で、Photoshopで作業することを前提にしています。
2007年現在では、 Dersch教授のPanoToolから派生した多くのソフトウエアが、Windows/Macintoshの環境で各社から出されています。これらのソフトはプラグインとしてオファーされてはおらず、Photoshopの外で作業する事を前提としています。
しかし、一部のソフトパブリッシャーがPhotoshop上で動作するプラグインを出していたりもするので、そのプラグインソフトの中から、ご自分と最も相性の良いものを選んで使用されると良いでしょう。
MacOSX版のインテル対応PhotoshopCS3ではプラグインのフォーマットが大幅に変更されので、2007年8月の執筆期間中には、筆者が愛用しているソフトの内の多くは未だにCS3に対応したバージョンが出ていません。大抵は、更新バージョンの計画がある…、と言う所で止まっている所が多いのです。
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