随分古い話になりますが、映画が登場し大衆文化に溶け込んだ頃から、映画に向いている容姿のモデルさん達が、当時主流だった大判や、中判写真映えする方達とは別にもてはやされました。
映像業界では、ここ2、30年はいわゆるTV映え(ただし16mm撮影された人達です)する容姿、そして近年では、新たな2/.3CCDセンサーで映える方達がもてはやされたりしています。
写真の方はというと、小さなセンサーを搭載したカメラなどが多く出てきたので、携帯写真美人と言われる方達も登場するようになりました。文字通り携帯電話搭載のカメラで撮影されると美人に写る方ということですが、それぞれの撮影媒体、出力媒体に向き不向きな方というのが存在します。
大きく出力するのに向いているモデルさんが必ずしも小さなプリント/Web用に向いているとは限りませんから、実は上半身や顔モデルだけなどに向いていることの多い日本人モデルさん達にとってはWebなどは、かなり有利な媒体とも言えます。また似たような理由から近年では、テレビ媒体などを絡めたものの場合、以前では見向きもされなかった日本人の可愛い系のモデルさん達が、海外において、ある程度市場に入れるようになりました。
|