STEP06 手前の木を明るくする
写真に立体感、遠近感をつけるため、手前の木の部分を明るくします。やはりこれも、STEP03と同じように、「色相・彩度」の調整レイヤーを作成し、特定の色相の明るさを調整することで調子を整えます。ただし、この場合「ブルー系」を補正しているのですが、空など他の部分への影響もあるので、ブラシツールを使い、レイヤーマスクを編集して木の部分だけに効果がかかるようにしています。このように色相ごとに個別の補正を繰り返して、モノクロのトーンを出していきます。ここまで見てもらってわかるように、この「色相・彩度」によるモノクロ化手法を使うと、思い通りの調子を再現しやすいだけでなく、マスクの利用も減るため、効率的なモノクロ化が行えます。 |