【Photoshop for 3DCG】
基本編 Autodesk Maya 編
Autodesk Maya 編
Texture Mapping 応用編
北田 栄二
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次はUV展開したガイドに沿って、ひび割れや汚し、シミなどの要素を追加していきます。 下記のひび割れ写真をベース素材に重ねていきます。(図7参照)

【図7】
@上記写真を「明るさ・コントラスト」などを調整して、ひび割れた部分や表面のざらつきを強調します。 ひびに雨水が流れ込み、苔などがついた表現を足したかったので「カラーバランス」でグリーンを上げて色味を調整していきます。

A強調した素材をガイドに沿って、ベース素材に重ねていきます。この時、注意する点は 何気なく全体にひび割れを加えるのではなく”環境や時間経過”を考えて重ねていきます。 不必要な箇所やひび割れはスタンプツールや消しゴムツールなどを使って、手修正で削り取っていきます。
※写真素材の”空気感”(写真素材その物が持つ良さ)を損なわないように”手描きで手を加える箇所”(不必要な箇所を消したり、加えたり) ”手を加えずに素材を活かす箇所”の区別は”環境や時間経過”を考えて手を加えるようにして下さい。 また、重ねる場合は、レイヤータイプの「ソフトライト」や「ハードライト」、「乗算」など様々なタイプを駆使して重ねていきます。
B大まかな感じにベース素材にひび割れや目地が追加されました。
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  北田 栄二   2007.12.21
 

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